社会福祉法人 熊本市手をつなぐ育成会   


             
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 熊本市手をつなぐ育成会は、66年の長期にわたり、障がいのある子どもやその親、家族の幸せと安心を願って活動を続けてきた知的障がい児・者の親の会です。
         
 
 
                                         

《最 新 情 報》

                                             
○4月のつなごう会は、「はじまりの会でした」 4月21日(日)
 新しい年度に入り、つなごう会も6年度の活動がスタートしました。
  
   つなごう会の活動を待ちかねたたくさんの人が集まりました。
  
     西会長のあいさつ            来賓のごあいさつ
  
  希望荘館長さんのごあいさつ      支援者の紹介
  
   木村武先生の偲んで黙祷          新しい仲間の紹介
  
   令和6年度の役員の紹介          令和5年度の活動の報告
 
 5月の活動は、歓迎遠足 サクラマチクマモト散策です!

○2月のつなごう会は、「調理でした」 2月18日(日)
 本当に久しぶりの熊大附属特別支援学校での調理。
 30人以上の参加がありました、調理室が10人〜15人しか入れないので、調理室で調理をするグループ、食堂でジブリの「耳をすませば」のDVDを視聴するグループ(途中で調理と交替した人も)、天気がよかったので立田山を散策するグループの3グループに分かれて活動をしました。立田山では泰勝寺や中腹にある豊国廟まで歩きました。
 調理のメニューは事前にお話はありませんでしたが、おいしい生姜焼き弁当でした。
  
       調理グループ             DVD視聴グループ
       
       泰勝寺の入口で             豊国廟で休憩
          生姜焼きのお弁当です!
   
        「おいしいね〜」            「よくできているね〜」



○熊本市との意見交換会を行いました。

2月2日(金) 熊本市障がい福祉課
 
午前10時から、ウェルパル会議室で開催しました。
 障がい保健福祉課からは、林課長をはじめ7人の方がご出席。
 育成会からは、西会長以下、副会長、評議員など7人が参加。

                       
[主な内容、協議題]

1 福祉サービスについて
(1) 年金・療育手帳・障害支援区分など
  ◆障害基礎年金について
   直近で、年間どのくらいの申請と利用者の内訳(障害種別や障害支援区分など)は。
   グループホーム入居の費用を軽減できるよう、熊本市として何かできる対策はあるか。
  ◆療育手帳について
   療育手帳の区分が地域によってまちまち、判定の基準はどこにあるのか。熊本市では区分判定の見直しの希望者はどのくらいいるのか、判定が変更になった例はどのくらいあるのか。
  ◆卒業後の夕方の支援について
   生活介護や、就労支援B型事業の利用は、どこも3時半ぐらいまで。日中一時支援A型は、入所施設などが多い。通っている事業所にそのまま延長して預かってもらえれば、利用者も親も安心できる。市が率先して制度化に向けて動いてほしい。
  ◆重度心身医療費の訪問看護費用について
   訪問看護費用は、医療費を窓口で支払い、領収書を翌月に市役所に提出、1ヶ月後に指定金融機関へ振り込まれる。親は3回出かけることになり負担が大きい。簡素化する方法を考えてほしい。
(2)グループホームについて
  ○熊本市内におけるグループホームの新設や今後の計画などについて
  ○強度行動障害の人は、熊本市に何人いるのか。受け入れ先がなく家で見ている人が圧倒的に多いと聞くがどうなのか。
  ○熊本市として、重度の障がい者、特に強度行動障害のある方でも入れるグループホームの数を今後どのくらい必要と想定しているのか。
  ○熊本市内におけるグループホームの新設の状況、内訳を種類別、種類別の利用者数の推移も教えてほしい。
  ○地域生活のあらゆる場面で本人の「意思決定支援」が担保されるためには、本人と信頼関係が築ける支援者が不可欠。熊本市として人材確保や養成のための具体的な施策をうかがいたい。
  ○グループで外泊できる日数が年間5日などの制限があったという話を聞いた。障がい者の自由な選択を侵害するもので、改善に向けた指導をお願いしたい。
  ○年金は2級を支給されているが、グループホームに入るとどうしても足りない。グループホーム入居の費用を軽減できるような補助がほしい。
2 人権・差別・合理的配慮・虐待などについて
  障がい者の困り感、特性等についての啓発を今後も積極的に進めてほしい。
3 高齢化対策について
  80−50世代では、親が家で倒れても障がい者の子が対応できない。ささえりあ等の人や成年後見人、地域の人が対応できるようにてきないか。
4 その他 「市長とドンドン語ろう!」について
  大西市長と直接、意見交換する「市長とドンドン語ろう!」というイベントがある。ぜひ一度、本市における「障害者福祉」をテーマに開催してほしい。

○2月6日(火) 熊本市教育委員会
 午前10時から、あいぱるの学習ルームで開催しました。
 教育委員会からは、野田総合支援課特別支援教育室長、竹原主任指導主事の2人がご出席。
 育成会からは、西会長以下、副会長、評議員など6人が参加。
                      
[主な内容・協議題]
1 特別支援教育、インクルーシブ教育システムについて
 改めて熊本市における特別支援教育やインクルーシブ教育システムの基本的な考え方をうかがいたい。
2 第2次熊本市特別支援教育推進計画(R3〜R6年度)の推進・進捗状況について
 今後の熊本市における特別支援教育を推進していくために策定、3年目となる現時点での計画の進捗状況について概要を説明いただきたい。
3 「副籍」、「支援籍」の創設について
 福岡市では、特別支援学校に入学した児童生徒について、小・中学校にも籍を置いて、入学式や始業式、終業式、学校行事等に参加しやすくしている。同じ政令市として、この「副籍」制度に取り組むことを検討してみてはどうか。
4 教職員の専門性の向上
 特別支援教育に初めて携わる特別支援学級や特別支援学校の教員に対して、どのような研修メニューを組んでいるのかうかがいたい。
5 教員不足と働き方改革、負担軽減について
 教員や学校について、「働き方改革」が叫ばれる中、熊本市において、教員の負担軽減に向けた取組等についてうかがいたい。
6 総合的な学習の時間などでボッチャの体験を
 小学校3年生の国語の教科書にボッチャが題材に取り上げられている。これを契機に、ボッチャを通して障がいのある人と交流する機会つくることはできないだろうか。
7 その他(障がいに関する理解啓発の推進)
 育成会では、「知的・発達障がいを知るワークショップ」を障がいに関する啓発事業の一環として出前講座で実施している。今後も出前講座のご活用をお願いしたい。

○意見交換会を終えて
 2つの意見交換会ともに、事前に提出した会の意見について、当日、丁寧で誠実なご回答をいただき、さらに、踏み込んだ意見交換ができました。
 障がい福祉課様、教育委員会様の皆さまには、年度末の大変お忙しい中、時間を取って丁寧に対応していただきましたことに心より感謝を申し上げます。

 

                                             
○1月のつなごう会は、「アールブリュット展見学」でした!
 現在、熊本県立美術館本館で開催中の「アールブリュット展」を見学しました。
 18人の本人さんが参加。すばらしい芸術を鑑賞しました。
 ※「アールブリュット」とは、「生の芸術」を意味するフランス語。「正規の美術教育を受けて
  いない人による芸術」と言われています。
  しょうぶの里からも5人の利用者さんの作品が展示されています。
  
   朝は少し雨でした。            いざ、美術館本館へ
  
   すぐれた作品に目をうばわれます       「すごいね〜。」
  
  
   新聞紙で作った動物たち             終わりのお話

★2月は、熊大附属特別支援学校で調理です! お楽しみに!
 

○12月のつなごう会は、「忘年会」でした!
 新型コロナウィルス感染拡大の影響で、令和2年から4年までは忘年会ができず、今年は、4年ぶりの忘年会となりましたので、たくさんの人が参加してくれました。
 まず、別室で、今年度のつなごう会の活動をスライドでふり返り。
 その後、宴会場に移動。つなごう会会長さんからの「かんぱい」の音頭。おいしい料理をいただいたあと、ビンゴゲーム、カラオケで楽しみました。
 また、この日は、佐賀県・市の育成会の方が5人、つなごう会の活動の様子を見学にお出でになりました。
      
         「かんぱ〜い」             「おいしそう!」
   
       「さあ、たべるぞー!」
    

   
         食事のあとは、ビンゴゲームやカラオケタイム
    

   
     松村先生のお話               佐賀県の方も交えて記念撮影!

 4年ぶりの忘年会、楽しかったですね! 
 少し早いですが、つなごう会の皆さま、よい年をお迎えください!

○11月のつなごう会は、島原への日帰り旅行でした!
 今年の日帰り旅行は、フェリーに乗って島原を散策するバス旅行でした。
 早朝、8時前に市民会館前に集合。バスに乗って、長州港からフェリーで島原に渡りました。
   
 フェリーでは、集まってくるカモメにかっぱえびせんをあげるのを楽しみました。
    
 その後は、カステラ工場見学。カステラをおみやげに買いました。
    
 場所を移動。道の駅ひまわり(※以前は、道の駅水なし本陣と言っていました)で島原名物の具雑煮定食をいただきました。
  
 敷地内にある平成3年6月の火砕流で埋没した家屋を見学したり、おみやげを買ったして過ごしました。
  

 その後、島原市内に場所を移動。鯉が泳ぐまち、アーケードなどを散策。
   
 鯉が泳ぐまちの清流亭では、大きな鯉にび っくり。みんなでエサをあげたりしました。

 前日とは違い(前日は、強風のためフェリーは欠航だったそうです)、穏やかな天気にも恵まれて、過ぎゆく秋を満喫できた1日でした。


○10月のつなごう会は、パークゴルフでした。
 扇田ふれあい広場パークゴルフ場で、パークゴルフがありました。
 30人くらいの参加があり、暑くも寒くもない好天気のもと、皆さんゴルフを楽しんでいました。
 毎年参加する人も多く、皆さん、とっても上手でした。
  
   
   
   
  
   
    ※ヤギさんもお出迎え

○9月のつなごう会は、ペタンク大会でした。

 9月17日(日)に、福祉センター希望荘2階の大会議室でペタンク大会を行いました。
 3人ずつ8チームに分かれて、思い思いに投げて、熱戦を繰り広げました。
  
 
    

  
 中でも、しょうぶの里の利用者さんたちは、しょうぶの里でいつもペタンクをしているようで、とても上手で、1位、2位の独占でした。


                                             
○熊本市手をつなぐ育成会定期大会 8月27日(日)
◆ 熊本市手をつなぐ育成会定期大会 プログラム ◆
 令和5年8月27日(日) 熊本市民会館(シアーズホーム夢ホール)大会議室
○全体会 10時30分〜12時
 10:30〜 主催者挨拶・表彰式・来賓祝辞・活動及び事業報告
 11:15〜 中央情勢報告(全国手をつなぐ育成会より)
 12:00  昼食・休憩
  主催者挨拶

   
  表彰:柳井 純雄 様     表彰:村上 尚子 様     表彰:林田真由美 様
     
  表彰:米村 尚哲 様     表彰:岡井紀代子様(代理)  表彰:奥山 純一 様

  来賓ご挨拶
   
   市長代理 津田 義幸健康福祉局長 様     田中 敦朗熊本市議会議長 様

   中央情勢報告
     
            又村 あおい 全国育成会常務理事 様
《概要》
・3年半に及ぶコロナ禍の中、昨年度は、第7波の感染拡大の中での開催となりましたが、今年度は、感染防止対策を取りながら、ご来賓もお出でいただいての完全な形での大会を開催することができました。
・中央情勢報告では、昨年同様、全国手をつなぐ育成会連合会常務理事兼事務局長の又村あおい氏から、現在検討されている障害者総合支援法の令和6年度見直しの作業の概要が分かりやすい説明がありました。

○シンポジウム 13時〜16時
《概要》

 昨年度も、大会の午後から、3つの分科会に分けて研修会を開催しました。今年度は、引き続きメイン会場で、会内外の保護者、特別支援学校等の関係者、育成会事業所職員、その他120人ほどの参加者が一堂に会するシンポジウムを開催しました。
 テーマは「これまでとこれから 〜手をつないで生きる〜」。障がい当事者がいる架空の一家をモデルに、当事者の成長とともに家族が遭遇する主な悩みや困りごとを紹介しながら、それらを乗り越えていくための、ライフステージごとの福祉や教育・地域等における支援の制度やサービス等について、専門家と一緒に考えていきました。
 講師には、育成会が考え得る最も適任の方々をお願いし、助言者には全国育成会の又村様に引き続き残っていただきました。また、2人の障がいのある子どもの親でもある育成会の相談支援事業所「手と手」の相談支援専門員にも助言者として話をしてもらいました。
 参加者からのアンケートでも、おおむね好評のようでした。
   
《講師》
 幼児期:尾道 幸子氏(元くまもと江津湖療育医療センター療育部長)
 学齢期:城門 千代氏(元熊本市教育委員会総合支援課首席教育審議員)
 つなごう会:谷口 和弘氏(熊本県立荒尾支援学校教諭 進路指導主事)
 成人期から高齢期:米村 尚哲相談支援専門員(育成会相談支援センター「手と手」職員)
    
《助言者》
 又村 あおい 氏(全国手をつなぐ育成会連合会常務理事兼事務局長)
 林 利恵子相談支援専門員(育成会相談支援センター「手と手」職員)
《コーディネーター》
 松村 和彦:熊本市手をつなぐ育成会評議員


○作品展示
・1階のフロアで、会員さんや各事業所の利用者さんの作品の展示をしました。たくさんの方に見ていただき好評でした。
       
   


○7月のつなごう会は、「私たちの意見発表」でした。 7月16日
 7月のつなごう会は、16日(日)午前10時から、希望荘の2階大ホールで、8月27日(日)の育成会「定期大会」に向けて、つなごう会の皆さんの意見発表の場となりました。
 皆さんが、日頃から思っていることや今の生活、困っていることなどを仲間や支援の先生方の前で話してくれました。
 今回は、前に出て発表した人が8人、フロアにいる人からも意見が出て、とても活発な意見発表、意見交換でした。今の生活のことやこれまでのこと、さらには、将来、親ごさんが亡くなっても今の家でそのまま一人暮らしをしたい、グループホームに入ってみたいなどなど、さまざまな意見や発表がありました。
  
 
   

  

   
 
   

 本番の8月27日の定期大会にも、たくさんの参加があって、活発な意見発表や意見交換ができることを期待しています。
  

6月のつなごう会 「ボウリング」がありました  6月18日
 6月は、皆さんがお待ちかねのボウリングが、18日(日)10時から、スポルト熊本(大劇ビル3階)でありました。
 梅雨空の下、20人の本人さんが参加。中には、マイボウルを持参する人もいました。
 コロナや梅雨空や、何かとストレスが溜まることが多いですが、ボウリングでストライクを出したり、ピンをたくさん倒すとスカッとしますね。
 ボウリングをしてリフレッシュし、新たな気持ちで毎日を送れたらいいですね。
  

    

  
 
     
                        新しい支援者の紹介(て・い・くの職員さん)

 7月は県大会への参加、意見発表です。

○5月のつなごう会 「市電の旅」がありました。
 5月のつなごう会は、「市電の旅」でした。熊本駅前、アミュプラザ前から、市電に乗車。水前寺公園前で下車。水前寺成就園を散策しました。
 普段から電車を利用している人もいれば、ほとんど利用する機会がない人もいたでしょうし、水前寺公園も、市内に住みながら何年も行っていないという人も多いだろうと思います。皆さんはどうですか?
 さわやかな5月の新緑に包まれた水前寺公園は、とても気持ちがよかったです。
    
    熊本駅アミュプラザ前に集合           市電に乗車
   
    ひさびさの水前寺成就園            公園内の出水神社に参拝
   
    橋の上から、下の池を眺めると・・・・   なんと、公園のアイドル、金色のスッポン登場!
                       見かけた人には、幸運があるかもしれませんね。
   
     気持ちのいい季節です             緑陰でしばし休憩
        
           古今伝授の間の前で記念撮影
 
 新緑が目にまぶしい5月。水前寺成就園も、緑が鮮やかでした。市電乗車と水前寺成就園の散策と、普段なかなかできない活動ができた1日でした。
 6月の活動は、6月18日に皆さんが大好きなボウリングです。お楽しみに!

○4月のつなごう会 「はじまりの会」がありました 4月9日(日)
 4月のつなごう会、「はじまりの会」が、9日(日)10時から福祉センター希望荘でありました。
   
      会 順               会長あいさつ
  
  来賓ごあいさつ 熊本市障がい福祉課様          希望荘館長様
  
    支援者のしょうかい・あいさつ          支援者へのあいさつ
    
      役員のしょうかい           令和4年度の活動のしょうかい

 1年間の活動の予定もしょうかいされました。来月(5月21日)は、熊本駅から熊本市電に乗り、水前寺で降りて、水前寺成趣園を散策とのことです。お楽しみに!
 その他、6月ボウリング、10月パークゴルフ、11月日帰り旅行、12月忘年会なども予定されています。
 ※1年間の予定表は、「つなごう会(本人部会)」のところに掲載されていますので、ぜひ、ご覧ください。

○3月のつなごう会 「おわりの会」がありました 3月19日(日)
 3月のつなごう会、「おわりの会」は、19日(日)10時から福祉センター希望荘でありました。
 令和4年度も新型コロナウィルス感染拡大の影響で、実施が9回、中止や実施見合わせが3回でした。
     
     会のスケジュール            参加者の人たち
   
     進行をされる役員さん
   
    皆勤賞とがんばったで賞の表彰         支援者へ感謝
   
                  1年間の活動の感想
 1年間の活動の感想を何人かの人が発表されましたが、学校の同窓会の活動や育成会のつなごう会などをとても楽しみにされていることがよく分かりました。つなごう会や同窓会に参加して、「よし、明日からもがんばろう!」という気持ちになってもらったらいいなと思います。
 次年度こそは、毎月実施したいものです。
 4月9日(日)には、さっそく、新しい年度の「はじまりの会」があります。
 ※この日は、統一地方選挙の投票日です。つなごう会の前に投票をすませるかor終わってから投票に行っていただきたいと思います。


○2月のつなごう会  先月できなかった「書き初め」でした。 2月19日(日)  

 午前10時〜 希望荘 2階大ホールで。
 当日は、熊本城マラソン開催の日で、バスや電車などの交通機関が、う回のため違うコースや時刻で運行される中、17人の人が参加されました。
 開始は10時からですが、早く来た人は、それ以前から熱心に書き初めに励んでいました。
 それぞれが自分の書に打ち込み、静かな中にも熱気が感じられました。
  

    

  
   《講師の堅島副会長とボランティアの方》       《みんなで記念撮影》

 最後に、できあがった自慢の書を持って全員で記念撮影。充実した時間でした。

      
○熊本市障がい保健福祉課との意見交換会を行いました。 2月2日(木)
 午前10時から、福祉センター希望荘で開催しました。
 障がい保健福祉課からは、林課長、坂本副課長、平野自立支援班担当の3人がご出席。
 熊本市手をつなぐ育成会からは、西会長以下、副会長、評議員など6人が参加しました。

[主な内容、協議題]
1.子ども家庭庁設置に伴う熊本市の障がい児支援体制について
 4月に内閣府に発足する子ども家庭庁について、熊本市ではどのような体制になるか。
2.福祉サービスについて
○朝の移動支援について
 通学時の移動支援に関して、市独自の移動支援サービスの拡充の見通しはないか。
○就労移行支援事業所利用について
 相談の予約が取れないとの声を聞く。熊本市では柔軟な対応ができないだろうか。
○在宅障がい者の高齢化対策
 知的障がい者もグループホームで訪問看護が使えるようになったが、在宅でも使えるか。
3. 合理的配慮の義務付けについて
 「合理的配慮」の提供を民間事業主に義務付ける「改正障害者差別解消法」が、令和3年5月に可決・成立。
 育成会では、啓発事業として「知的・発達障がいを知るワークショップ」を出前講座で実施。ぜひ一般企業等に周知していただき、研修実施等の橋渡しをお願いしたい。
4 .災害時の対応について
 災害時要援護者避難支援制度について、災害時にあらかじめ避難所が決められていれば、日ごろからの場所の確認と訓練で、災害発生時に混乱なく行けるのではないか。
5.その他
○知的障がい者への情報保障
 令和4年5月25日に障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法が公布・施行。
知的障がいの人たちには、本人にわかりやすい情報の提供が重要。『わかりやすい版』も作っていただきたい。
○12月の北海道のグループホーム事業所による不妊処置に関する報道について
 知的障がいの男女が同棲や結婚を希望する場合、不妊処置を条件としていたことが判明。親も含め、社会全体が支えるべき課題に目を背けてきた結果ではないか。
 地域で支えていくためにはどうしたらよいか一緒に考えていただきたい。

[意見交換会を終えて]
 福祉サービスなどに関して、会員が直接経験したことや他からの情報などで、今、最も気にかかることがらを事前にお尋ねしておりましたが、その一つ一つについて、林課長様からのお人柄が感じられるていねいで誠実なご回答やご説明をいただきました。
 障がい福祉の分野でもさまざまな課題はあり、それは一気には解決は難しいかもしれませんが、障がい保健福祉課様とも手を携えて、よい方向に向けて一歩一歩、改善や前進ができればと考えております。
 障がい保健福祉課様の皆さまには、年度末、議会開会前の大変お忙しい中、時間を取って丁寧に対応していただきましたことに心より感謝を申し上げます。


○熊本市教育委員会との意見交換会を行いました。 1月31日(木)
 午前10時から、市教育センター3階会議室で開催しました。
 熊本市教育委員会からは、野田総合支援課特別支援教育室長、大森人権教育指導室主任指導主事、山田特別支援教育室指導主事の3人がご出席。
 熊本市手をつなぐ育成会からは、西会長以下、副会長、評議員など7人が参加しました。
           
[主な内容、協議題]
1 障害者の権利に関する条約に関する国連の対日審査(「勧告」等)に関して
 特別支援教育とインクルーシブ教育について
 ・熊本市ではどのような体制で行われているか
 ・本人・保護者のニーズにどう応えていくか、どのような方策が必要と考えるか
2 特別支援学級の教員不足について
 ・熊本市での現状及び教員の確保、学級の体制づくり等の対策について
3.ウィズコロナ時代の特別支援教育の現場における工夫について
 ・ウィズコロナ時代の教育現場における工夫について
4.特別支援教育の専門性の向上について
 ・教師の専門性向上に向けた特別支援教育に関する研修等、熊本市の取組について 
5.学校現場における不適切な対応について
 ・学齢期の子どもを持つ親御さんから寄せられた学校現場における不適切な教師の対応や児童生徒の言動など関して
6.その他(障がいに関する理解啓発の推進)
 ・育成会では、啓発事業の一環として「知的・発達障がいを知るワークショップ」を出前講座で実施し、好評を得ている。ぜひ活用していただきたい。

[意見交換会を終えて]
 今年度の意見交換会でも、事前に提出した育成会のお尋ねに、一つ一つに丁寧にご回答やご説明をいただいた後、それぞれの事項について、市教育委員会と育成会の側から、率直でざっくばらんな意見が出されて、いい意見交換会ができました。
 学校では、保護者と学校との間で、ちょっとしたトラブルが起きることもありますが、今回の意見交換のように、両者が先入観なく率直に話し合うことができれば、解消されるのではないかと思ったところです。
 市教育委員会の皆さまには、年度末、そして、議会開会前の大変お忙しい中、時間を取って丁寧に対応いただきましたことに心より感謝を申し上げます。
 熊本市の障がいのある子どもの教育(特別支援教育)がますます充実することを期待しています。


○12月のつなごう会 「お楽しみ会」がありました 12月18日(日)

  ・日時:12月18日(日)10時〜12時
  ・場所:希望荘2階大ホール
  ・内容:「おたのしみ会」
  ゲーム感覚で「おはなしワークショップ」を開きました。
  本人さんが19人、支援者が5人、あと保護者などの参加がありました。

○「サイコロトーク」
 自分のことを仲間に話したり、仲間の話を聞いたりするワークで、順番にサイコロを転がして出た「目」に応じてお話をするというものです。
 1が出たら、「家族」のことを話す
 2が出たら、「職場」のことを話す
 3が出たら、「今していること」を話す
 4が出たら、「友人、友だち」のことを話す
 5が出たら、話せる範囲で「悩み」を話す
 6が出たら、「これから頑張りたいこと、ゆめ」について話す
 皆さん、出たサイコロの「目」で話しておられました。最後に、その話について、支援者の松村先生から、コメントをいただきました。
   

○「リラックス体操」
 次にしたのが、「リラックス体操」です。
 新型コロナもあり、私たちはさまざまなストレスにさらされています。
 そこで、皆さんの心と身体がすっきりするよう、リラックス体操をしました。

○プレゼント
 と言っても、ちょっとしたお菓子の袋詰めですが、やはりもらったらうれしいものです。
 おみやげを持って、参加された皆さんは希望荘を後にされました。皆さん、よい年をお迎えください。


○育成会事業所職員の階層別研修(C職員研修)を開催 12月10日(土)
 今年度よりスタートさせた階層別研修。今回は、おおむね15年以上のC職員10人と、所属長等で、講義1(特別講義)「育成会運動と親・家族の思いの理解」と講義2「人権問題の理解と人権意識の向上」を聴いていない職員が参加しました。

[研修メニュー]
講義1(特別講義) 「育成会運動と親・家族の思いの理解」(80分)
 
   西 惠美会長  ※3階層とも共通
    

講義2 「人権問題の理解と人権意識の向上」(120分)
   菊陽町立菊陽西小学校長 吉永 公紀 様
 ・障がい福祉の分野では、障がいのある人への虐待が後を絶ちません。その背景には、職員の人権意識にも課題があるのではないかと思っています。
 ・今回の研修では、障がい福祉のすべての土台に「人権」があるとの視点から、10/22のB職員研修に続き、吉永校長先生に、広く人権問題についてお話いただきました。
 講義では、逆転の発想、自分の短所を長所としてみたらどうなるか? 隣の人や前の人と出し合うワークもあり、人権を自分たちの周りの話として分かりやすくお話しいただきました。
   
                           和やかなワーク
  

講義3 「相談の進め方の理解と実践」(100分)
   しょうぶの里副施設長 石川理恵子/地域生活支援センターぎんなん主任 米村 尚哲
 ・実際の現場で相談業務に携わる事業所の職員に演習をしてもらいました。
 ・福祉サービスの利用に当たって必要となる相談業務。相談をされる方に寄り添い相手の立場に立って考えることの大切さなど、相談に当たって大事にしたいことなどの説明がありました。
 ・しょうぶの里では、新型コロナウィルス感染防止のためにご家族ともなかなか会えない状況が続いていますが、顔写真付きのハガキやお手紙を送って、離れていてもつながっていることをお伝えしている取り組みの紹介もありました。
  

グループワーク(80分) 「今後の育成会や事業所のあり方を考える」
   ファシリテーター:子ども育ちの家「て・い・く」所長 春野今朝伸
 ・今回の参加者の多くは、各事業所で十分な経験と実績を重ね、所属する事業所のみならず、他の事業所のことや育成会全体のことについても理解を持つメンバーです。
 ・育成会には、親の会からスタートした会としての強みを持つ一方、組織や法人という視点から見たときの弱みもあります。
 ・そのような育成会、そして、育成会事業所の現状を踏まえ、今後、どうあればよいかを積極的に考える場としたいと考えました。
  

 今年度は、できる形でスタートさせた階層別研修ですが、それなりの成果はあったと思います。
 ただ、1日の日程では研修内容は限られ十分とは言えないところもありますので、次年度は、日数を増やし内容をもっと各階層に即したものにするなど、充実させていきたいと考えています。


○令和4年度 熊本市手をつなぐ育成会職員全体研修会を開催  11月26日(土)
 平成29年度から年1回実施している全体研修会は、昨年度から、しょうぶの里、第二ぎんなん作業所、て・い・くの3事業所に分散して実施しています。
 3会場での実施は、ZOOMの操作などとても大変ですが、自分たちが勤める事業所以外のところが、(利用者さんはいませんが)どんなところで、どういう業務をしているか、実際に目で見て知ることは、相互理解のうえでとても大事だと考えます。今回も、多くの職員が他の事業所で研修に参加しました。

[日程]
 1 会長挨拶
 2 講義「虐待防止委員会の立ち上げと虐待防止について」  しょうぶの里 高橋施設長
 3 報告「アメニティフォーラムに参加して」  しょうぶの里 除野主任
 4 演習 「疑似体験」 く  まくま隊 西会長
 5 「コロナウィルス感染症対策について」    しょうぶの里 武田看護師
 6 グループワーク 「虐待防止に向けて」〜同調圧力について考えてみる〜

1 会長挨拶
 ・本研修会のことに加えて、毎年2月に滋賀県で開催される「アメニティフォーラム」ついてのご紹介もありました。
   

2 講義「虐待防止委員会の立ち上げと虐待防止について」 しょうぶの里 高橋施設長
 ・令和4年度から設置が義務付けられた「虐待防止委員会」の報告と、虐待防止の概要についての説明がありました。
 ・虐待の理解と、“虐待は、どこの事業所でも、いつでも起きる”という認識を持つことができたと期待しています。
          

3 報告「アメニティフォーラムに参加して」 しょうぶの里 除野主任
 ・今年2月に参加をした除野主任の報告がありました。報告を聴いて、自分も参加してみたいと思ってくれればいいなと思います。
      
                            ラッピングカー
4 演習 「疑似体験」 くまくま隊 西会長

 ・私たちが日頃接している知的に障がいの人や発達障がいの人たちは、どんな障がいの特性があり、どんな困り感を持っているか? 頭では分かっているつもりでも、実際に体験してみると、大変!ということを身を持って感じることができました。
   
      ※後出しジャンケン               ※軍手をして鶴の折り紙

5 「コロナウィルス感染症対策について」 しょうぶの里 武田看護師

 ・第8波の感染拡大が心配される中、武田看護師から、具体的な防護対策について詳しい説明がありました。
      

6 グループワーク 「虐待防止に向けて」〜同調圧力について考えてみる〜
 ・組織が風通しが悪くなる要素の一つとして、この「同調圧力」があります。同調圧力とは何か、どうすれば改善・克服できるか、グループごとに話し合いを進めました。
   
                  ※第二ぎんなん作業所
   
               ※子ども育ちの家「て・い・く」

 今年度から、職員を階層別に分けた階層別研修がスタートしましたが、しょうぶの里で勤務中の職員を除く事業所の全職員が参加するこの「全体研修会」は、とても重要だと考えています。
 今年度も、各事業所からの代表による実行委員会形式で、企画の検討・準備、当日の運営まで頑張ってくれました。職員が事業所を超えて集まり、力を合わせて何かを実現させるという経験はとても大切であり、関わった職員にとっても大きな財産となるのではないかと考えています。

                                             
○研修委員会主催 「考えよう! 災害時、私たちの子どもを守るためには何が必要か?」を開催
  11月25日(金)
 大規模な地震や台風、水害などが年々増えてきています。
 熊本地震を経験した私たちですが、今後も、いつ災害に見舞われてもおかしくない時代です。
 そこで、「考えよう! 災害時、私たちの子どもを守るためには何が必要か?」という表題で、熊本市の災害対策の現状と「災害時要援護者支援制度」などについて考える研修会を開催しました。
  

          
 [内容]
  @熊本市の防災について 中央区役所総務企画課 藤城 秀暢 主幹
  A熊本市災害時要援護者避難支援制度について 健康福祉政策課 道家 梨花主任主事
  B福祉こども避難所について 障がい保健福祉課 坂本 まゆ副課長
  C質疑応答

 平成28年の熊本地震は、6年半が経過しましたが、まだ私たちの記憶に生々しく残っています。これからも、災害について、真剣に考えていきたいと思います。
                                             
○11月のつなごう会 阿蘇カドリー・ドミニオンに日帰り旅行に出かけました。 11月6日(日)

 うららかな日差しの中、ゆく秋を惜しむ季節。今年の日帰り旅行は、阿蘇のカドリー・ドミニオンに出かけました。
  
 暖かな日差しの中、ゆっくりと動物や動物のショーを観たり、散策をしたり、おみやげを買ったりしていました。
  

 皆さんが一番楽しみだった「みやざわ劇場」は、とても楽しいショーでした。
  
     動物のショー                みやざわ劇場
    
                   お弁当を食べる
          
 絶好の秋晴れの中、心配された交通渋滞は行きも帰りもほとんどなく、スムーズに移動ができました。
 とても楽しい1日でした。

                                             
○【合同研修会】第3弾「年金について」を開催しました  10月24日(月)
第1弾 「障害福祉サービスについて」
  第2弾 「成年後見制度について」を行って来ましたが、第3弾として、「障がい者のある人の年金につい て」を開催しました。
   日時:10月24日(月) 10〜12時
   場所:福祉センター希望荘
  ※講師は、第1〜2弾同様 社労士・行政書士の吉田光希さん
   
 参加者は21名。
8割以上が、すでに年金受給されている方のご家族でしたが、
 〇親亡き後、本人一人の年金では到底生活できない。どうしたらいいか。
 〇今は本人が働いているが、働けなくなった時が心配。
 〇今はもらえているが、年金がもらえなくなる場合があるのか。
などの質問がありました。
 〇働いていたら年金はもらえないのか?
などの質問がありました。
 また、知っておいて損はない情報として、医師の診断書が難しい場合でも、「発症時、特別児童扶養手当をもらっていたら、その時の診断書の写しがあれば貰える場合がある」とのことでした。
 知っているようで、知らないこともあり、再確認できたこともあり、みなさんもメモを取りたくさんの質問も出て、2時間30分あまりがあっという間に過ぎました。
                                             
○階層別研修(B職員研修)を開催しました。  10月22日(土) しょうぶの里通所棟

 今年度よりスタートさせたしました階層別研修。今回は、おおむね5年から14年までの職員を対象に開催しました。
 今回は、22人と3つの階層で最も多い参加者。2月まで第二ぎんなん作業所で勤務し、現在、就労継続支援B型事業所 ワークサポートMintを立ち上げ運営されている前田さんも参加しました。

[研修メニュー]
特別講義 「育成会運動と親・家族の思いの理解」 西会長  ※3階層とも共通
  

講義2 「障がい等に関する基本的理解と支援の方法・スキルの向上」

 前熊本市発達障がい者支援センターみなわ所長・元熊本県立松橋養護学校長 幅 孝行 様
・幅先生には、先週もA職員向けにご講義いただきましたが、みなわでのご経験と熊本市事業団で平成学園やはなぞの学苑などにも関わられたことで、“利用者さんの障がい特性をどう理解して、どのように関わり支援をしていくか”という、まさに障がい福祉サービスに携わる私たち職員のニーズに最も合ったお話でした。
    

講義3 「人権問題の理解と人権意識の向上」
菊陽町立菊陽西小学校長 吉永 公紀 様
・障がい福祉の分野では、障がいのある人への虐待が後を絶ちません。その背景には、人権意識に課題があるのではないかと思っています。
・今回の研修では、障がい福祉のすべての土台に「人権」があるとの視点から、講師の吉永校長先生のこれまでのご経験、お考えに基づき、広く人権問題についてお話いただきました。
・人権研修は難しいと思っていたが、とても分かりやすく、身近に感じることができたとの参加者の感想でした。
  

協議 「「風通しのよい職場環境づくり」
※ファシリテーター:第二ぎんなん作業所長 守尾 祐一
・テーマは、「「風通しのよい職場環境づくり」ですが、現実の職場はなかなか願いどおりにはならないところもあります。どのようにすれば、風通しのよい職場となるのか? 自分たちに何ができるのか、具体的にどうしたらよいか、みんなで考えてみました。
   

  グループワーク  
     報告


 本日1日の研修を通して、職員が、さまざまな知識と意識・理解を高め、明日からの支援や関わりの手がかりが得られたらいいと思います。

※リーダー的職員を中心(おおむね15年〜)としたC職員研修は、12月10日(土)に計画しています。

○10月のつなごう会はパークゴルフでした 10月16日(日)
 6月のボウリングと並んで人気の高い10月のパークゴルフ。
 扇田ふれあい広場パークゴルフ場は、阿蘇の山々が見渡せる高台にあります。
 この日は汗ばむ陽気。小グループに分かれて、皆さん、汗をかきながら思い思いにゲームに興じて
 いました。
    
 
      

   

      

    
                     ボウリングに続き、GHあいりすの宮本さんが参加。    
      

○階層別研修(A職員研修)を開催しました。  10月15日(土) しょうぶの里通所棟
 経験や年齢、業務・役職等を基本とした階層ごとの職員研修を通して、業務に必要な専門性や資質・能力の向上を図ることを目的に、今年度よりスタートしました。
 きちんとした研修体系で実施するためには、かなりの時間や労力・経費が必要となります。
 十分ではありませんが、今年度から実施可能な方法でスタートさせることとしました。
 今回の研修は、各階層で、まず知っておいてほしいこと、学んでほしいことをメインにしています。

 階層は、3つです。 ※階層分けは、今年度はかなりアバウトにしています
  @ A職員研修 [おおむね5年未満の職員を中心(新入職員含む)]
  A B職員研修 [中堅職員を中心(おおむね5年〜14年)]
  B C職員研修 [リーダー的職員を中心(おおむね15年〜)]
 
@ A職員研修 10月15日(土) しょうぶの里通所棟
 ・階層別研修の第1回目は、おおむね5年未満の職員(新入職員含む)で対象者は3人でした。
 [研修メニュー]
 特別講義 「育成会運動と親・家族の思いの理解」 西会長

  ・育成会の歩みや活動の中身、そして、障がいのある子どもをお持ちの親さんやご家族の思いを理解することは、育成会事業所で障がいのある人と関わる仕事をする上では、何よりも重要なことです。
      

 講義2 「業務の進め方・マナー」 鶴田事務局長
  ・民間企業の勤務経験もある鶴田事務長から、特に若い時に知っておいた方がよいと思われる業務の進め方やビジネスマナーなどについて講話がありました。
      

 講義3 「障がい等に関する基本的理解と支援の方法・スキルの向上」 
    前熊本市発達障がい者支援センターみなわ所長・元熊本県立松橋養護学校長 幅 孝行 様
  ・支援者にとっては、利用者さんの障がい特性の理解は非常に重要です。
  ・特に、障がい特性がユニークで理解が難しい自閉症スペクトラムや発達障がいの人などでは、障がい特性の理解が十分ないことが、不適切な関わりや虐待につながったり、本人のパニックや不安定な状態を誘発してしまうことも少なくありません。
 ・このようなことを踏まえ、障がい特性の理解と支援の考え方や方法について、みなわの所長をなさっていた幅先生よりお話をうかがいました。
      

 協議 「職場におけるコミュニケーション、職員間の連携のあり方を考える」 F:鶴田事務局長

  ・会の進行役のファシリテーターは、3人と直接的に接点のない鶴田事務局長が担当しました。
  ・テーマは、「職場におけるコミュニケーション、職員間の連携のあり方を考える」ですが、人数も3人で、それぞれの職場の様子を紹介し合ったり、グチや日頃の不満も含めて、心置きなく日頃の仕事のことなどを出し合い、「よし、明日からがんばろう!」という、前向きな気持ちになれたらいいなと思います。
    

※おおむね5年〜14年の中堅職員を中心としたB職員研修は、10月22日(土)に計画しています。


○ 子ども育ちの家「て・い・く」開設5周年のお祝いをしました。 9月26日(月)
 平成29年9月1日にスタートした、子ども育ちの家「て・い・く」は、この9月で5年を迎えました。
 26日(月)夕方に、「て・い・く」で、利用中の子どもたちと熊本西高校のボランティアのお兄さんたち、西会長、地域の自治会長様などをお迎えして、開設5周年のお祝いをしました。
 当初は3人の職員でスタート。事業所としては後発だったため子どもがなかなか集まらず、軌道に乗るまでは相当の苦労がありましたが、スタッフのがんばりで、徐々に利用の子どもたちも増えてきて、この日も子どもたちであふれかえっていました。
 会としては、子どもを対象とした初めての事業所。学習面や療育の押さえはもちろん、裏の空き地を利用した活動や、土曜日などのバスハイク、夏には自然の家などを利用した1泊キャンプなど、多彩な活動を継続的に実施し、子どもたちの豊かな成長を支えています。
  
       西会長あいさつ             春野所長あいさつ
  
      田尻自治会長様ごあいさつ        子ども代表あいさつ
  
  部屋いっぱいの子どもたちとボランティア 
      
                  5年間を振り返って


○ 熊本市手をつなぐ育成会の定期大会を開催しました  8月20日(土)
◆ 熊本市手をつなぐ育成会定期大会 プログラム ◆
    令和4年8月20日(土) 熊本市民会館(シアーズホーム夢ホール)

1.全体会:大会議室
  11:00〜 表彰式・来賓祝辞・活動および事業報告
  11:40〜 中央情勢報告(全国手をつなぐ育成会より)
  12:30  昼食・休憩
《概況》
 ・2年半に及ぶコロナ禍の中、
一昨年は、コロナウィルス感染拡大のため中止。昨年度は、パレア会場をメインに、しょうぶの里と全育連東京事務所3か所を結んで、YouTube配信で開催しました。
 ・今年は、第7波の感染拡大の中でしたが、開催しました。(※希望者には、後日YouTubeでも配信)

 ・全体会は、当初予定していたご来賓も、急遽、お呼びしないこととしましたが、市民会館の大会議室の会場には、40数人の参加者がありました。
  《ゆめマート 藤木様》長年にわたり知的障がい者を積極的に雇用
  《故高木 真子様 ※代理》評議員、理事としてご尽力。7月にご逝去。
 《しょうぶの里、森口・荒木・田中 ※代理》

 ・表彰などの式典、事業報告のあとは、全国手をつなぐ育成会連合会常務理事兼事務局長の又村あおい様から、中央情勢報告がありました。
 障害者総合支援法・児童福祉法の改正、居住支援(グループホーム等)のあり方、成年後見制度の見直し議論などが紹介されました。
             

2.分科会
(パネルディスカッション)  13:30〜16:00
《趣旨》
 令和元年に、会が保護者の皆さまのご協力を得て行ったアンケートでは、6割以上の方が、「障がいのあるわが子の育児や発達面、行動面の心配ある」、9割以上の方が、「子どもさんの将来への不安や心配がある」と回答されています。
 そこで、会では、保護者の皆さまのご不安や心配事を少しでも解消するお手伝いをしたいと考え、定期大会の午後に、@育ち、A卒業後の生活、B親あるうちの対策(老い支度を考える)をテーマとした研修会(分科会)を開催しました。

(1)「育ち」       テーマ:「子どもの育ちから将来へ」
 ○講師(パネリスト)
  @「療育」      尾道 幸子氏(前江津湖療育医療センター療育部長)
  A「教育」      西  正道氏(前熊本市立あおば支援学校長)
  B「制度・サービス」 林 利恵子(地域生活支援センターぎんなん相談支援専門員)
  C「保護者」(小学部) 橋まどか氏(熊本市立あおば支援学校保護者)
  D「保護者」(高等部) 福浦さやか氏(熊本県立はばたき高等支援学校保護者)
 ○コーディネーター   橋 次郎 (副会長兼しょうぶの里施設長)
    

(2)「卒業後の生活」   テーマ:「自分らしい豊かな生活の実現」
 ○講師(パネリスト)
  @「福祉・労働」   原田 文子氏(NPO法人KP5000代表)
  A「進路指導」    谷口 和弘氏(熊本県立荒尾支援学校教諭)
  B「制度・サービス」 米村 尚哲(地域生活支援センターぎんなん相談支援専門員)
  C「保護者」     飯田  孝氏
   (前熊本県立はばたき高等支援学校PTA会長、生活介護・一般就労保護者)
  D「当事者」 吉浦 美貴氏(つなごう会・本人部会)
 ○コーディネーター   松村 忠彦氏(前ケアはぴねす施設長、育成会監事)
    

(3)「親あるうちの対策(老い支度を考える)」
              テーマ:「みんなで考えよう親子の未来」

 ○講師(パネリスト)
  @豊里  幸 氏(もし活アドバイザー 上級終活カウンセラー)
  A又村 あおい氏(全国手をつなぐ育成会連合会常務理事兼事務局長)
  B林  伸俊 氏(熊本市健康福祉局障がい者支援部障がい保健福祉課長)
 ○コーディネーター   松村 和彦氏(育成会評議員)
   
 
      

○ 7月のつなごう会「県大会へのオンラインでの参加」がありました。 7月24日(日)
 今年の県大会は、荒尾市での開催でしたが、新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、つなごう会は、希望荘からオンラインでの参加となりました。
 荒尾からは、荒尾支援学校の谷口教諭をコーディネーターに、本人部会「みんなで語ろう『はたらく』」〜楽しさ・仕事と余暇・悩み・同僚・一般就労〜をテーマに、荒尾市、熊本市(希望荘・しょうぶの里)、山鹿市、八代市をオンラインでつないで、それぞれの市の代表による意見発表が行われました。
  
                          発表中の渡辺さん
 熊本市からは、渡辺恭子さんが発表。仕事の様子や自分の思いなどを話されました。
 それぞれの育成会の代表の方のすばらしい発表。会場からもの質問にもきちんと答えていただきました。
 それぞれの会場で参加された本人さんたちにとっても、“よし、明日からがんばろう!”という気持ちになれたのではないかと思います。
 なお、新型コロナウィルス感染拡大のため、しょうぶの里の利用者さんは、しょうぶの里から参加しました。
 コーディネーターを務められた谷口先生は、長年進路指導に携わられ、多くの卒業生をご存じの方です。大変ありがとうございました。
   
    コーディネーターの谷口先生         しょうぶの里から参加


○6月のつなごう会「ボウリング」 6月19日(日)
 6月は、皆さんが楽しみにされているボウリングでした。大劇3階のスポルトに30人くらいの人が集まり、めいめいボウリングを楽しまれていました。
 中には、3人ほど、自分のマイボウルを持参された方もいました。
   

     

   
   
     

 この日は、熊大附属特別支援学校と熊大附属から今年4月から他の特別支援学校に転勤になった、お2人の先生が、子どもさんと一緒に参加されました。また、育成会のグループホーム「あいりす」の世話人さんも、入居者の方と一緒に参加されました。
      

 7月のつなごう会は、荒尾市で開催される県大会に、希望荘からリモートで参加します。
 (日時:7月24日(日)午後1時〜3時30分  場所:希望荘2階大ホール)
 多くの方のご参加をお待ちしています。

○ 5月のつなごう会「歓迎遠足 くまもと花博と熊本城見学」 5月15日(日)
 5月は歓迎遠足でした。19人の本人さんと支援者、保護者が参加。
 場所は、今週末(22日 土)までとなった、くまもと花博の散策と復興が進みつつある熊本城。

  ポツポツと雨が少し落ちたりしていましたが、天気はどうにか大丈夫。日曜日の静かな朝という
 雰囲気でした。花博の会場のサクラマチくまもと前のプロムナードには、たくさんのきれいな花々。
 心がとてもなごみます。今週末までの開催ですが、新型コロナウィルス感染拡大で、初めて訪れた
 人も多かったのではないかと思います。
  花々をゆっくりながめながら、桜の馬場を通って、いよいよ、熊本城へ。  
  
 
《サクラマチくまもと前に集合》      《美しい花々をながめながら歩きます》
  

 
《美しい花々が並んでいます》       《久しぶりの「桜の馬場 城彩苑」です》

  花々をゆっくりながめながら、桜の馬場を通って、いよいよ、熊本城へ。熊本城の入口が、
 とてもおしゃれに大変身! 入口を通過したあとは、一度も石の階段を上らずに長い空中遊歩道を
 通って天守閣のある広場まで進めます。そして、目の前には、復興が完了した天守閣の姿。
  熊本地震での痛々しい姿がまだ目に焼き付いている人も少なくないだろうと思いますが、立派に
 復興していました。内部もきれいになり、エレベーターも設置。
  天守閣から、本当に久しぶりに街並みをながめることができました。
  
 
《熊本城の入口がおしゃれに大変身!》   《入口からずっと空中の遊歩道を進みます》
  
 
《長い空中遊歩道からお城をながめます》  《天守閣への入場も遊歩道に》
  
 
《久しぶりの天守閣からの眺めです》    《復興した天守閣をバックに記念撮影》

 新型コロナウィルスの感染拡大が収まらないため、しょうぶの里やグループホームの方たちの参加は
なく、また、参加を用心された方も少なくないと思われます。早く、感染拡大が落ち着いて、みんなが
心置きなく活動に参加できることを願っています。
 6月(19日)は、みなさんから大好評のボウリングです。お楽しみに! 

○ 4月のつなごう会「はじまりの会」がありました。 4月17日(日)
 令和4年度の「はじまり会」が希望荘2階の大ホールで、約20人の本人さんの他、事務局、支援者、ご来賓などが集まって開催されました。
   
                 [希望荘に集まった参加者]

  
         [支援者の紹介]         [意見発表]

 また、新型コロナウィルス感染拡大は連日数百人の新規感染者が出る高止まりの状況のため、しょうぶの里の利用者さんとグループホームの入居者さんは、しょうぶの里内からオンラインで参加しました。音声や映像がつながらなかったり、途中で通信が途切れたりというトラブルはありましたが、どうにか参加できました。
  
     [※スクリーンにはしょうぶの里の人たちが見えます(オンラインによる参加 )]

 今回は、2年に1回の役員改選の他、長年のご支援をいただいている松村先生の全国育成会からの表彰(例年は全国大会での表彰ですが、大会中止のためこの場で表彰)もありました。
          
 ※5月のつなごう会(5月15日)は、サクラマチクマモト(花博)・熊本城見学を計画中です。

○ 3月のつなごう会「終わりの会」がありました。 3月27日(日)
 オミクロン株による新型コロナウィルス感染拡大の第6波の影響で、1月と2月のつなごう会は開催できませんでした。まだ、第6波は続いていますが、事務局のある熊本市健康センター新町分室内の2階多目的室で、3月の終わりの会を開催しました。
  

 本人さんたち15人が参加。1年間の活動を画像で振り返り、一人一人、1年間の修了証(「がんばったで賞」)を受け取りました。
  

 今回は、2年が任期の役員改選を行うことなっていましたが、役員もいるしょうぶの里利用者さんなどの参加がなく参加者も少なかったため、役員改選は、4月のはじまりの会で行うことになりました。
   

 令和3年度も、新型コロナウィルス感染にほんろうされた1年で、つなごう会は7回実施、5回が中止となりました。
 令和4年度は、1度も中止となることなく、毎月開催できることを願っています。

○公益社団法人熊本善意銀行様の助成により、本人部会「つなごう会」で使用するポータブルアンプを購入しました。
 つなごう会では、毎月の活動で、放送設備のない場所や屋外では、挨拶や説明の声が聞き取りにくいことが多かったので、このたび、善意銀行様に申請して、ポータブルアンプ購入のための助成をいただきました。
      
 さっそく、画像のようなポータブルアンプを購入しました。キャリングケースに入れて持ち運びもでき(重さは5kg)、電池を入れれば屋外でも使用できます。これで、活動の際にも声がよく届くようになると期待しています。
 2月のつなごう会も残念ながら、新型コロナウィルス感染拡大のため中止となりましたが、活動が再開され次第、会員の皆さまにご披露し、大いに活用させていただきたいと考えています。
 1月31日(月)には、「つなごう会」の中島会長に事務局に来てもらい、ポータブルアンプを操作してもらいました。実際に声を出してみて、「これからはどこでも皆さんに声が届きますね。」と、とても喜んでいました。
 大切に使わせていただきたいと思います。
          

 熊本善意銀行様、助成、誠にありがとうございました。


○ 12月のつなごう会(お楽しみ会)がありました。 12月5日(日)
 例年、12月は忘年会なのですが、今年も、新型コロナウィルス感染防止のため、昨年度に続き、忘年会はできませんでした。代わりに、希望荘で「お楽しみ会」を行いました。
  

 はじめは、参加した人たちの意見発表や近況報告。7〜8人の人が参加者の前で、今の様子を発表しました。
   

  
 
 続いて、メインのビンゴゲーム。
   
 賞品の飲み物とお菓子などをいただきました。
 

 ※1月のつなごう会は、希望荘で書き初めの予定です。お楽しみに。
                                             
○ SNSの勉強会しています。 11月5日、12月2日、1月13日
 今はSNSが情報のやりとりの中心となる時代。
 ですが、会長をはじめ、会の活動をしている人たちも完全に乗り遅れています。
 そこで、SNSを使いこなして今の親さんたちとつながれるよう、遅ればせながら習熟した方を講師に招いて勉強を始めたところです。
 講師は、元特別支援学校教師の平野清一先生です。優しく分かりやすくお話していただいています。
 12月2日は第2回目。場所は、て・い・くの児童発達支援を行っている城山下代の事務所です。
     
  
 めげないように頑張ろうと思っています。

                                             
○ 11月のつなごう会 日帰り旅行がありました。  11月21日(日)
 今年の日帰り旅行は山鹿方面でした。山鹿市にある県の装飾古墳館を見学、昼食。その後、鞠智城(きくちじょう)跡にも立ち寄り、ゆく秋を楽しみました。
 装飾古墳館は、しょうぶの里の木下事務長が館長さんをしていたところ。県内にありながら、この館のことを知らない、初めて来たという人が多かったようです。
   
    [装飾古墳館に到着]          [屋上から古墳群を眺める]
         
            [屋上から古墳群を眺める] 
 かすかに残る赤色やさまざまな文様が施された古代の亡くなった人を入れる石棺や、石棺を収めた石室、人の形をした石人、学芸員の方の説明を聞きながら、興味深く見入っていました。
   
   [学芸員の方の説明を聞く]      [大きな石人(せきじん)の説明を聞く]
 当日は、やや曇りながらとても穏やかな天気。見学が終わったあとは、今が盛んの紅葉の下、持参したお弁当で昼食。昼食後は、古墳群を散策。古墳に登った人もいました。
   
   [外の芝生でお弁当を囲む。紅葉もきれいでした。]       [古墳を散策・登る]

 その後は、鞠智城(きくちじょう)跡にも立ち寄り、古代の建物を興味深く眺めたりしていました。
           [鞠智城(きくちじょう)跡] 
 本格的に寒くなる直前、ゆく秋と古代の文化を楽しむことができた1日でした。
                                             
○ 令和3年度熊本市手をつなぐ育成会職員全体研修会を開催しました 11月13日(土)
 第5回目となる今回は、初めての取り組みとして、各事業所の代表4人による、企画立案・準備・運営を行いました。
 昨年度は、コロナ禍の中、感染防止対策を講じてしょうぶの里で実施しましたが、今年度は、これまた初めての取り組みとして、しょうぶの里と第二ぎんなん作業所、子ども育ちの家「て・い・く」の3会場に分かれて、しかも、なるべく自分の勤務する事業所以外に出かけて行ってのZoomによるオンライン開催となりました。(※こういう新しい試みも事業所代表によるアイデア)
  
                  [しょうぶの里会場]

 ほとんどの人がZoom操作は初めて、もちろん、事業所間をZoomでつなぐオンラインの研修等の開催も。操作がうまくいくよう、担当4人を中心に何度もセッティングやリハーサルを繰り返していました。その甲斐あって、当日は音声がミュートになっていたり、声をうまく拾えなかったりということはあったものの、大きなトラブルはなく研修を進めることができました。
 Zoomを活用した本格的な研修ができたことで、今後の活用の広がりが期待されます。
 また、3会場に分かれたことで、自分たちの勤務場所以外の事業所を実際に見て知り理解するという“効果”もありました。
 そういった、副次的な効果もあった今回の研修でした。

 午前中は、心理セラピールーム上通並木坂アスナサ代表の恒松陽子様による「職場のメンタルヘルスと心の健康」のご講演と、前平成学園園長の西田昭雄様による「障がい理解と支援の際に心がけたいこと」のご講義でした。

 メンタルヘルスは、職場環境の改善や職員のストレスケアにとって、とても重要なテーマ。利用者さんや子どもたちと関わりやよりよい支援を行うためには、まず職員が心も身体も健康でなければなりません。
 恒松先生のご講演では、まず「脳は非常に『マイナス好き』」のお話が。人類の進化の過程で、危険から身を守るためにマイナス思考が培われてきたとのことです。その「マイナス好き」の脳を変化させるためには、「普段から心地よい感覚を大事にすべし」ということで、そのためのツボのご紹介や、心の健康を守るためのリラクゼーションの「マインドフルネスの練習」等のワークを実際に行うなど、直接、役立つお話がたくさんありました。
 冒頭のお話のとおり、先生のご講演で、職員は「よし! 明日からもがんばろう!」という気持ちになれたのではないでしょうか。
     
    [上通並木坂アスナサの恒松陽子様による「職場のメンタルヘルスと心の健康」]

 西田前園長のご講義は、とても心にしみるお話でした。学校の教師時代、そして、平成学園園長時代に、先生が大切にされてきたことを余すことなくお話いただき、職員も心が温かくなったことと思います。
 「障がいを度外視して一人の人間として見ていかないといけない。」「一人の人間対人間として接すると、ありがとうが素直に言える。」「幸せは追い求めるものではなく感じるもの。そういう思いでいると、利用者さんに誠実に向き合える。」「日々のさりげない関わりが大事。」など、私たちが日々、利用者さんや子どもたちと向きあう中で大切にしなければならないことを、たくさんのことばで、思いや考え、ものの見方を教えていただきました。一つ一つのことば、お話が、聞く者の心に響いたのではないでしょうか。
             
          [前平成学園園長の西田昭雄様 「障がい理解と支援の際に心がけたいこと」]

 昼食後は、今年3月に取りまとめた「熊本市手をつなぐ育成会中長期計画・ビジョン」の概要の説明。昨年度の全体研修会では、中間まとめ案を説明しましたが、職員への最終案の説明は、今回が初めてでした。
 「中長期計画・ビジョン」は、あくまで計画であり、実施・実現して初めて意味のあるものです。その実現ための「進捗管理表」も提示されました。
 まずは、法人全体、職員全体で計画・ビジョンを共有し、実現に向けて、事業所職員が一致協力して前に進んでいきたいと考えています。

 その後は、各事業所からの報告として、しょうぶの里(入所・通所・グループホーム)、第二ぎんなん作業所、子ども育ちの家「て・い・く」(児童発達支援・放課後等デイサービス)、地域生活支援センター、つなごう会などの紹介を行いました。
 第2回目の全体研修会でも、各事業所の報告を行っていますが、その後に新たに加わった子ども育ちの家「て・い・く」からの報告もありました。自分が勤務する事業所以外はなかなか知る機会がないので、いい機会となったことと思います。
 育成会事業所としての相互理解が少し深まったのではないかと期待しています。
    
   [第二ぎんなん作業所会場から、「て・い・く」の報告]

 その後は、グループワーク。限られた時間でしたが、中長期計画・ビジョンの報告、各事業所からの報告などを踏まえて、会場ごとに、ポイントを絞っての意見交換が行われていました。
    
      [第二ぎんなん作業所会場]

  
                [子ども育ちの家「て・い・く」会場]

 今回は、3会場に分かれてのオンライン開催でした。次年度ももしもコロナ禍が続けば、この方式がいいかなと思いました。
 研修内容にも、開催方法にも、多くの収穫のあった今回の全体研修会でした。
                              文責  橋(統括施設長)

 
○10月のつなごう会 パークゴルフがありました 10月17日(日)
10月つなごう会は、皆さんお待ちかねのパークゴルフでした。
 10月17日(日) 10時〜  扇田ふれあい広場パークゴルフ場

 約30人の仲間が集合。新型コロナウィルス感染拡大の第5波で、8月、9月と2回連続で中止となり、なかなかみんなと会えない日が続いていましたので、気持ちの良い天気の下、仲間とともに思いっきりゴルフを楽しむことができたのではないかと思います。
 この日は、昨日までの夏日から一転、寒くなりましたが、阿蘇の山並みもよく眺望できるとても気持ちの良いいい天気でした。
    
                             昔から仲良しの3人
 
     
             真剣に、楽しんで、わきあいあいと、・・・・それぞれに

    
             好天気、コースを回るのも気持ちがいい

           
             ヤギさんたちもお出迎え


               
                    みんなで記念撮影

○令和3年度の熊本市手をつなぐ育成会定期大会を開催しました。 9月2日(木)
 昨年度の定期大会は、新型コロナウィルス感染拡大で中止でした。
 今年度は、県民交流会館パレア9階 の第1会議室を会場とした対面式に加えて、パレアでの様子とスクリーンに出したデータ、東京からのオンラインなどをYouTubeで配信しました。
 ※YouTube配信の視聴には、スマホやパソコンなど、インターネットにつながる環境が必要です。
 YouTubeは、9月いっぱいは視聴可能です。ぜひご覧ください。
          YouTubeのURLは、https://youtu.be/ojrZOmwOci4 です。
 (1)会長挨拶
       司会は山本さん
        パレアの参加者 

 (2)表彰
  @馬場商店 様  ※第二ぎんなん作業所の資源物回収で多大なご協力。障害者雇用でもご貢献。
     

  A若松 真由美 様  ※平成23年度より育成会活動でご活躍。
   
  B川村 隼秋 様  ※平成元年度より令和元年度まで、会長として会の発展にご尽力いただいた。
      
  C森中 精一 様  ※高等部卒業後、18年間、スーパーで仕事。他の人の模範になっている。

 (3)事業報告
  

 (4)中長期計画・ビジョン報告 
   
   ※説明資料は、こちらからpdfファイルでダウンロードできます。(3.1MB)

 (5)中央情勢報告 全国育成会常務理事 又村あおい氏(オンライン)
  @又村さんの中央情勢報告 
   
   ※説明資料は、こちらからpdfファイルでダウンロードできます。(2MB)

 ◆YouTube配信の視聴 (しょうぶの里)
    
    入所利用者さん・職員(※午前)        通所利用者さん・職員(※午後)


○7月のつなごう会がありました  7月18日(日)
 今回は、つなごう会の活動の中でも最も人気のあるボウリング。
 約30人の本人さんたちがスポルト熊本(大劇ビル3階)に集合。
   
 
 自分や他の人の一投一投に、歓喜したりがっかりしたり、ボウリングは本当に楽しいスポーツですね。
  

    
 中には、スペシャルオリンピックスや障害者スポーツ大会に出場している人もいて、マイボール持参の人も3人ほどいました。

 8月のつなごう会の活動は、しょうぶの里の木下事務長が館長だった、山鹿にある県の装飾古墳館見学を考えています。


○令和3年度の定期評議員会、理事会を開催しました。 6月30日(水)
日時:6月30日(水) 午前10時から   於:熊本市健康センター新町分室 2階会議室

 定期評議員会では、以下の3議案が提案されました。
  議案
   第1号議案 令和2年度事業報告(案)について
   第2号議案 令和2年度決算報告(案)について  
    ※監事監査報告
   第3号議案 理事・監事・評議員選任候補者の推薦について
  ・第1号から3号議案までは情報公開資料に掲載予定です。
  
  ○第3号議案の役員選任では、以下の評議員、理事、監事が提案され、全員承認されました。
役 職 名 氏  名 所   属 備   考
評 議 員 松 村 和 彦 熊本日日新聞 学識経験者
東  龍一郎 熊本国税局 学識経験者
高 木 真 子 平成学園保護者   成人部
村 上 尚 子 しょうぶの里保護者  成人部
※関 本 ま つ 子 第二ぎんなん作業所保護者 成人部
中 村 淳 子 えみしあ保護者 知的障害者相談員
坂 本 敦 子 チャレンジめいとくの里保護者 成人部
若 松 真由美 第二城南学園保護者    知的障害者相談員
※前 田 由 紀 子 平成さくら支援学校保護者 学校部
※山 本 博 子  はなぞの学苑保護者  成人部
         ※印:新評議員
  ○評議員では、岩本商二様、柳井純雄様、林奈美様、東澄子様がご退任されました。これまでの
   市育成会へのご支援、ご協力に深く感謝申し上げます。引き続き、今後ともよろしくお願い
   いたします。


役 職 名 氏  名 所   属 備   考
理 事 西   惠 美 その他の推薦 全国副会長・県育成会理事
理 事 堅 島 陽 子 その他の推薦 チャレンジめいとく家族代表
理 事 橋 次 郎 しょうぶの里施設長 県育成会理事
理 事 たましろ じんとく
玉 城 仁 徳
第二ぎんなん作業所保護者
理 事     ひかる
瀬 上  晶
しょうぶの里保護者 保護者会会長
理 事    ゆきひろ
※松 永 行 弘
施 設 長 第二ぎんなん作業所施設長
理 事    けさのぶ
春 野 今 朝 伸
所   長 子ども育ちの家て・い・く
         ※印:新理事
監事 ※松 村 忠 彦 ケアハピネス前施設長
監事 なかす  
仲 次 利 光
熊本国税局元徴収部長 税理士
         ※印:新監事
  ○理事の井芹靖成様、監事の長田幸基さまがご退任されました。これまでの市育成会へのご支援、
   ご協力に深く感謝申し上げます。引き続き、今後ともよろしくお願いいたします。
  
  ○評議員会後に開催した理事会で、以下の役員が選任(再任)されました。
   会 長  西 惠美   副会長 堅島 陽子(運動体責任者)、高橋 次郎(事業所責任者)
   常務理事 高橋 次郎

  ※一覧表は、「組織図」のページをご覧ください。

                                              
○6月のつなごう会がありました  6月20日(日)
 今回は、熊本駅前に新しくできた「アミュプラザくまもと」見学。
 アミュプラザくまもとは、4月23日にオープンしたのですが、新型コロナウィルス感染拡大によるまん延等防止措置適用で不要不急の外出自粛が求められるなどで、外出する機会が減り、まだ一度も行ったことがない人が多かったようです。
 20数人の本人さんが参加。みんなでぞろぞろ行くわけにいかないので、4〜5の人の少人数に分かれて、店内のお店などを覗いて回りました。
 店内に入ってすぐのところには、滝が流れ落ちる「立体庭園」。水しぶきがあがり、涼しそうでした。
 ファッションなどのたくさんのショップ、ファストフードやレストランなどの飲食店、食品スーパーのほか、映画館、歯科クリニックもありました。このほか、ホテル、ONE PIECEやハローキティ、スヌーピーなどの専門ショップもあるそうです。今度は、友だちや仲のいい人、ご家族などで出かけられたらいいと思います。

 7月のつなごう会は、7月18日にスポルト熊本でボウリングがあります。お楽しみに!!
   
     《アミュプラザくまもと》         《滝が流れ落ちる「立体庭園」》

  
   《ウィンドウショッピングを楽しむ》   《映画館のイスに座って少し休憩》
  
     
     《くまモンの像の前で》           《1階のコーヒーショップで休憩》

                                           
○子ども育ちの家「て・い・く」の児童発達支援が新しい事務所に移りました。
 子ども育ちの家「て・い・く」は5年目に入っていますが、サービス内容の充実と利用者の増加に対応するため、児童発達支援(幼児)と放課後等デイサービス(就学中の児童生徒)2つに分けることにしました。
 幼稚園や保育園に通う就学前の子どもさんは城山下代の新しい事務所に、就学中の子どもさんが対象の放課後等デイサービスはこれまでの「て・い・く」で、それぞれの子どもさんに応じた活動が存分にできるようになりました。

[新しい事務所に移った「て・い・く」の児童発達支援(幼児)の部門]
  

  熊本市西区城山下代4丁目10-16 電話096-327-9179

  

  
    ※小集団の活動とともに、一人一人に応じた個別指導も押さえていきます。



○「イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン」(イオン熊本中央店)の1年間のご報告
 イオングループでは、毎月11日の「イオンデー」に、地域で活動するボランティア団体などに、活動に役立つよう売り上げの一部を物品として助成(黄色のレシート金額の1%)する取り組みをしています。
 市育成会も、昨年4月に、よく利用する希望荘やウェルパルのすぐ近くのイオン熊本中央店に申請しました。
       
      
  イオン熊本中央店(熊本市中央区大江)  黄色のレシート(11日)  市育成会のボックス 

 1年間に集まったレシート金額の合計はなんと84万円で、その1%の8千4百円分の金券をいただきました。
 熊本中央店は、嘉島町のイオンモールに比べると規模は小さいですが、それでも84万円分ものレシートを、市育成会のボックスに入れていただいたことは、とてもありがたいことです。
 会員はもちろん、関係者や一般の方々も、市育成会を応援してくださっていることをとてもありがたく思っています。
 また、市育成会の存在を知っていただく大切な機会にもなります。
 
 毎月11日のイオンデーに大江のイオンで買物をされた際は、ぜひ市育成会のボックスにレシートを投函してください。近くの方やご友人にもお声かけをよろしくお願いします。


○令和3年度つなごう会「はじまりの会」がありました  4月18日(日)
 令和3年度、第1回のつなごう会「はじまりの会」が開催されました。
 15人の本人さんと支援者、親さん、事務局などが集まりました。
                @新しい仲間の紹介
       A支援者の紹介、挨拶
                        
       B今年度の委員の紹介
       C昨年度の活動の報告
                        
       D今年度の活動についての話し合い
       Eスマホでの育成会ホームページの閲覧について
       Fその他
 昨年度は、コロナ禍のためなかなか開催できず、結局開催できたのは4回だけでした。今年度も、状況はなかなか厳しいところはありますが、できるだけ多く開催できるよう祈っています。


                                          


R2年度の「詳細情報」は、こちらです。
 「R2詳細情報」

R1(H31)年度の「詳細情報」は、こちらです。
 「R1(H31)詳細情報」

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《育成会事業所へのリンク》
障がい者支援施設  しょうぶの里
就労継続支援B型事業  第二ぎんなん作業所グループホーム  ぎんなんグループホーム  千 金 甲グループホーム  あいりす障がい児通所支援事業所  子ども育ちの家「て・い・く」
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社会福祉法人 
熊本市手をつなぐ育成会

〒860-0004
熊本市中央区新町2丁目4-27
熊本市健康センター新町分室内

  会長   西  惠 美

TEL 096-352-0010
FAX 096-352-1459
E-mail:k@s-ikuseikai.com