社会福祉法人 熊本市手をつなぐ育成会 


  
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 熊本市手をつなぐ育成会は、60年以上の長期にわたり、障がいのある子どもやその親、家族の幸せと安心を願って活動を続けてきた知的障がい児・者の親の会です。


     

 熊本市手をつなぐ育成会では、さる6月14日に、令和元年度の定時評議員会、及び評議員会を受けての理事会を開催し、新しい会長に西 惠美 前副会長を選出しました。
 なお、川村隼秋 前会長は、顧問に就任しました。
 会としては、30年ぶりの会長交代となります。


新会長の就任のご挨拶
                                               
                                 社会福祉法人 熊本市手をつなぐ育成会 
                                         会長  西 惠美


 去る6月14日、理事会において承認され、会長(理事長)に就任いたしました。
 平成元年から30年間の長きにわたって、育成会のためにご尽力いただいた川村隼秋前会長のご功績は計り知れず、力不足の私が引き受けてよいものか、ずいぶん迷いましたが、副会長はじめ各施設長、統括事務長や事務局長に支えていただきながら、務めを果たしたいと思っております。

 私には、36歳になる長男と34歳になる娘がおります。長男は、すでに家庭を持ち神奈川で暮らし、娘は障害者の通所施設(生活介護)に通っております。
 娘の小学校時代から育成会会員ではありましたが、評議員として育成会にかかわらせていただいたのは平成17年からでした。
 私自身は、熊本生れの熊本育ちでしたが、夫の転勤で娘の学齢期はすべて東京でしたので、熊本に帰ってきたときは色々不安もありました。育成会の活動に参加すると、学校時代には味わえなかった異年齢のお母さん方と仲良くなり、てんかんの中でも珍しい病気だと思っていた我が子の病気と同じ病名のお子さんを持つお母さんとの出会いもありました。また、障がいは違っても同じような悩みで困っているお母さんとも出会えました。

 それぞれ悩みの種類や程度は違っても、それを笑って共有しあえる仲間と出会えたことは、私の宝だと思っております。女性の特性からか、他人に話をして「そーよねー」「あるある、うちもそう!」と言ってもらえるだけで、気持ちが楽になるものです。
 育成会があったから、悩みを吐き出した後に「どぎゃんかなる」と思える時もあるし、「笑って過ごせる」時もあります。今の時代、ネットに吐き出して楽になろうという人もいるかもしれませんが、同じ方向を見ている仲間と言葉をじかにかわすことの大切さを身にしみてわかる年ごろになりました。

 育成会の先輩方は、本当にすごいパワーで声をあげ、我が子のためだけでなく、同じように困っているお母さん達のために運動し続け、学校や福祉の現場で子ども達に必要なものを勝ち取ってくださいました。育成会は、そんなお母ちゃんパワーでここまで頑張ってきた会です。
 新しい令和の時代になりましたが、お母さんはますます忙しく、子育ても大変ですよね。シングルで子育てをしているお母さん、お父さんも増えてきました。中身は変わってきたけど、大変さはちっとも変っていません。加えて、これからも福祉分野は厳しい状況が続くものと予想されます。

 熊本市手をつなぐ育成会は、運動体としても事業体としても、親の会としての立ち位置がぶれることなく、会員の皆さまの想いと期待を背負った団体として今後も活動を続けてまいります。
 お母ちゃんパワーに男性も力を貸していただき、会を盛り上げていきたいと思っております。
 皆さまのご協力をお願いいたします。



前会長の退任のご挨拶
                                    
                               社会福祉法人 熊本市手をつなぐ育成会
                                      顧問(前会長)川村 隼秋

「平成の30年を振り返って」

 令和元年6月の理事会、評議員会をもって、平成元年6月から熊本市手をつなぐ育成会の理事(会長)を退くこととなりました。
 皆様の温かいご支援、ご協力に心から感謝しております。
 平成時代は、福祉の分野でも様々な変革が行われ、後半の十数年は、国連の障害者権利条約の批准に向けて、数多くの法律が制定され、また改正されました。特に、平成 28 年4月の障害者差別解消法の施行や平成 30 年4月の障害者総合支援法の改正は、我が国の障害者福祉に大きな進展をもたらすとともに、共生社会の実現に向けた社会全体の意識の変革(わが事丸ごとの地域変革)が期待されるところです。
 このような中、旧優生保護法下の強制的不妊手術や国や地方公共団体等における障害者雇用の水増しなど、どんなに福祉環境が良くなっても、課題は増すばかりであります。
 市育成会では、その時々の状況の変化に対応し、重要な課題については、全員協議会や大会などで会員の要望を集約し実行してまいりましたが課題も残っております。
 事業面では、人材の確保と後発の障害児通所支援施設の運営、親亡き後を見据えた介護サービスや包括型グループホームの建設、運動面では会員減少による若い世代の確保などです。
 本年は全国大会が熊本市で開催されます。熊本地震から 3 年、全国から頂いた温かい励ましの言葉や多くのご支援に、感謝の気持ちを込め、共催者として準備を進めています。
 皆様のご参加とご支援をお願いいたします。

                   (「くまもと手をつなぐ」123号  R1.7)から


            育成会パンフレット


私たち、手をつなぐ育成会とは

1 私たちの会の歩み
 私たちの会は、昭和27年に知的障がいのあるわが子を特殊学級に入れてその成長を喜ぶとともに、すべての子にその喜びを分かちたいと願う東京の3人の母の呼びかけで始まりました。
 熊本では、その4年後の昭和31年に「熊本市手をつなぐ親の会」が結成され、以来、60年以上にわたって、特殊学級の増設や養護学校の設置をはじめとして、制度の創設・充実・発展、障がい者理解の拡大など、知的に障がいのある子どもと親、家族の幸せと安心のために、その時々の課題解決に向けて重要な役割を果たしてきました。
 昭和50年には、社会福祉法人「熊本市精神薄弱者育成会」として認可を受けました。現在は、会の名称を社会福祉法人「熊本市手をつなぐ育成会」と改め、本人と保護者を中心に、支援していただく関係者の皆さま方と共に、手をつなぎあって知的障がい児・者の福祉の更なる向上に取り組んでいます。

2 私たちの会の会員 
 会員は、正会員と賛助会員(法人を含む。)で成り立っています。
 正会員は、知的に障がいのある本人とその保護者で、会の中心になって活動します。
 保護者は、障がいのある子どもの年齢によって、学校部(小・中・高)と成人部に所属し、それぞれの立場で会の運営に協力し合っています。
 賛助会員は、会の目的に賛同し、会の運営を精神的、財政的に支援してくださる方々です。

3 会の機能と役割 
会には、大きく分けて3つの機能と役割があります。
(1)運動の推進
 会員の声を、行政や地域社会に伝える窓口としての機能です。
 行政への陳情や要望書の提出、署名活動の実施、講演会や定期大会の開催などです。これら活動の結果が、新しい法律の制定や改正、制度の新設や充実、特別支援学校や特別支援学級の設置などへとつながっています。


(2)会が主体となって行う事業
 社会福祉法人である育成会が行う、入所支援施設や就労支援、地域活動支援、グループホーム、障がい児通所支援事業、相談支援事業等の運営です。
 昨今では、規制緩和によりさまざまな業種の企業が福祉サービスに参入しつつありますが、真に利用者や保護者の立場で運営する育成会事業所ならではの心配りを行い、信頼感や安心感が持てる取組を行っています。

@障がい者支援施設 「しょうぶの里」
●入所支援   定員30人
 利用者一人一人が豊かな暮らしと生きがいのある里での生活が送れるよう、血の通った温かいサービスの提供に努めるとともに、地域に開かれた事業所運営をめざしています。
●生活介護  定員40人
 利用者が文化的活動や機能訓練を行いながら、利用時間を楽しく過ごして、生きがいのある社会生活が送れるよう支援します。送迎・給食・入浴サービもあります。
●短期入所(ショートステイ)、日中一時保護
 障がいのある人の地域在宅支援の一環として、ショートステイや一時保護を行います。

A就労継続支援B型事業 「第二ぎんなん作業所」   定員20人
 「地域で安心して暮らす」という願いを大切にして、通常の事業所等への就労が困難な知的に障がいのある方に、生産活動やその他の活動を提供し、一人一人の要望やニーズに応じた適切な支援を行い、日常生活や社会生活の自立と社会参加の拡大を図ることをめざしています。

B地域生活支援センター 「ぎんなん」
●指定特定相談支援事業
●指定障害児相談支援事業
 障がいのある本人または子どもさんの保護者の希望や選択に基づき、適切な保健、医療、福祉、就労支援、教育等のサービスが、総合的かつ効率的に提供されるよう配慮するとともに、継続的な相談支援を行うことにより、障がいのある人の「自立」と「社会参加促進」を図ります。
 障がいのある人本人の意思及び人格を尊重し、常に本人の立場に立ちながら、安心して日常生活または社会生活を営むことができることを最重視しています。
                                    
Cグループホーム(共同生活援助事業)の運営
 グループホームで共同生活を営む利用者に対し、食事の提供、相談、その他の援助サービスを提供します。
 常に利用者の立場に立った運営をめざしています。

 
知的に障がいのある人が、必要な支援を受けながら地域で自立した生活を送っています
 ●グループホーム「千金甲」  定員4人 (男性4人)
 ●グループホーム「ぎんなん」 定員10人(男性5人、女性5人)
 ●グループホーム「あいりす」 定員7人 (男性7人)

D障がい児通所支援事業 子ども育ちの家「て・い・く」 (平成29年9月事業開始) 
 60年以上の歴史を持つ熊本市手をつなぐ育成会が立ち上げた、障がい児通所支援事業所です。
 保護者の皆さまが、安心して子どもさんを預けることができるよう、障がいのある子どもを熟知した特別支援教育のベテランと幼児教育のベテランを配置し、質の高い療育を実現します。
 ●児童発達支援事業 (就学前までの乳幼児が対象)
 ●放課後等ディサービス事業(就学後の6歳から18歳までの児童生徒が対象) 
※熊本市手をつなぐ育成会の療育活動の拠点としての位置付けを考えています。
                            
(3)会員の自助システム 
 子育てから学齢期、卒業後の進路問題、加齢化問題など、親同士の相談や話し合い、先輩からの経験談など、会員同士の助け合い、支えあいの機能です。
成人部「ちょっと聞いてよ!」
 学校部「先輩教えて!!」


本人部「つなごう会」
 学校を卒業した知的に障がいのある当事者の活動の場です。
 毎月1回、ボウリング、旅行、趣味の活動などを実施しています。


3 その他の活動
●啓発活動
 機関紙「手をつなぐ」の普及。心のとも運動(えんぴつ販売)。
 その他、知的に障がいのある児・者への理解を深めるための運動を展開しています。

●広報活動
 ・広報誌「くまもと手をつなぐ」の発行
 ・ホームページによる情報の提供(http://www.s-ikuseikai.com/)

●社会貢献
 ・会費免除(要保護、準保護世帯)
 ・生活困難者へのレスキュー事業
                                







熊本市手をつなぐ育成会の理念

 一  尊厳・・・・障がいのある人の尊厳と基本的人権の尊重、その人らしい生活の実現をめざします。

 一  自立・・・・障がいのある人の「働く」「暮らす」の支援の充実をはかり、あらゆる機会が平等に保障され、当たり
        前に地域で暮らしていける環境づくりをめざします。

 一  共生・・・・障がいがある人もない人も互いに助け合い、共に生きる社会の実現をめざします。

 一  社会貢献・・・・福祉の受け手としてだけでなく、障がいがあっても地域や社会に貢献し、一人の人間としての役割を
        果たせる人づくりをめざします。

 一  家族支援・・・・障がいのある人にとって、最も身近な社会資源であり、安らぎの場としての家族の支援をめざします。

 


手をつなぐ母の歌
        
      久富吉晴 作詞/作曲

    


1 熱き希いに活きる人
  幾とせ重ねて今もなお
  共に語らんまこともて 
  手と手をつなぐ母われら

2 深き希いに活きる人
  行く手を望みて倖せを
  共に拓かんまこともて
  手と手をつなぐ母われら

3 同じ希いに活きる人
  光のさしそう母の座を
  共に頒たんまこともて
  手と手をつなぐ母われら


《育成会事業所へのリンク》
障がい者支援施設  しょうぶの里
就労継続支援B型事業  第二ぎんなん作業所グループホーム  ぎんなんグループホーム  千 金 甲グループホーム  あいりす障がい児通所支援事業所  子ども育ちの家「て・い・く」
地域生活支援センター  ぎんなん


《各種情報》
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熊本市手をつなぐ育成会

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  会長   西  惠 美

TEL 096-352-0010
FAX 096-352-1459
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